バーミヤンだけがこの世の真実なので

https://www.youtube.com/watch?v=QqfUOzmDNC4

さいこうのこうですね。
(とても良い音楽に対して頭のわるすぎるコメント)

突然ですが、バーミヤンって旨すぎませんか。バーミヤンはめちゃくちゃ安いのにうますぎるから、その偉業をもって星座として認定されたらしいです。ちょうど今の時期、きんとひえた冬の日の夜、南西の方角を見上げてください。あのいっとう輝く星、そこから右下に続く小さな星々をなぞっていけば、ほらバーミヤンの桃の形が見えてくるでしょう…あれがバーミヤン座です。
まあ嘘なんですが…。
こういうくだらなくて稚拙なうそばっかり言いながら生きていきたいんだけど、こういうのおもしろがってくれるひとってあんまいないのかなとおもいました。なんか、は?といわれて終わる、たいてい。悲しい。

意味のない作り話があってセックスの必要ない結婚生活だったらしてみたい。
だいたいの創作物、恋や愛の終着点がセックスなの嫌なんですけど。おい、粘膜の接触がそんなに偉いんか?となる。
映画見ても小説読んでも、真実の愛にたどり着こうとする番はセックス描写で成就を表現したがるから、え〜…となる。いらんいらん!
もう、なんか大喜利とかで代替しようよ。
二人でベッドにならんで座って、目についた物でお題を出し合って、答えて、笑ったりツッコミしたりして、そうしている二人の影は寄り添っていて、煌々と明かりのともった部屋がうつされている、そっちの方が随分愛じゃないですか?くっそくだらないお題と答えで笑いあえるのって愛じゃないですか?それでいいんですけど。しっとりベッドになだれ込むシルエットとか見せられても困るんですけど。それつまんねえ〜よ。
だいたいそういう時ってなんかスンと空気が冷え込む感じがして、じっくり見つめあったりして、部屋が薄暗くなって、静謐な演出だったりする。いらね〜〜〜〜。
それ見せられるくらいなら、うす青い湖に霧がかかっていて、早朝のまだ日のない穏やかな水面を白鳥がさらさら泳いでいく風景を見せられた方がずっといい。ずっときれいで、この世の本当のことじゃん。
何が嫌って、それがこの世の大抵の真実みたいになってるのが嫌。それがないと駄目ですか?本当のことではないのですか?となってしまう。私の人生でそれはいらないことなんですけど。そうではないのですか?普通は。
世の中がもっと、あったら人生が豊かになるけど、なくてもいいよね、と言う風潮だったら別に何ともおもわないとおもう。でもそうではないじゃないですか。少なくとも今は。体外受精とかで子供作れる時代に何故?とおもってしまう。
帰結するルートが多すぎる、どこ通っても結局そこにもってっちゃうのかよってなっちゃう。

手をつなぐことで愛を示せませんか?抱き合うことでは?笑いあうことでは駄目ですか?私はいつまでたっても必要以上の粘膜の接触に意義を見いだせない。ままいい年になってしまった。マジかよ。

だから何と言う訳ではないんですけど。
バーミヤンは最近餃子祭りのようなことをしていて、なぜか期間限定でおかゆが復活しています。
期間限定で言うと、ゆずとポン酢と大根おろしのかかった水餃子が、皮もっちもちでめちゃくちゃ旨いです。おかずと言うよりつまみっぽい感じ。
あと恒常メニューだけど油淋鶏が鬼うまい。皮パリッパリで中はしっとりジューシーな一枚肉。その下に敷かれたレタスにも酸っぱいタレ?お酢?がかかっててほんとに旨い。
私はラーメン類の中だとサンラータンメンが一番好きなのですが、バーミヤンのサンラータンメンはマイルドで取っ付きやすいうまさ。全然辛くないけど程よく酸っぱくて、花椒の香りがほのかに漂ってて最高。ドリンクバーも中国茶を取り揃えており、仏手烏龍茶やプーアル茶などあまり他のファミレスで見ないラインナップに目移りしてしまう楽しさ。バーミヤンは本当に最高。皆も行こう。

あと、牛角で食べて飲む回がしたいので、暇な方、ぜひ行きましょう。私は牛角を愛しているので、バーミヤンの次の次くらいに…。

でも、バーミヤンを食べることは、一緒においしいと言うことは、真実の愛ではないですか?私には、わからないところですが。理解できかねるところなのですが、セックスは、バーミヤンより、良い物ですか?私にはどうしても、年を重ねても、いったいまったくわからないところなのです。多分これからも、わからないところです。バーミヤンの、全然辛くない担々麺を、辛くないって笑って食べる方が、ずっと本当ではないのですか?
まあ本当のことなんか誰も、わかりっこないですけれど